本会会員の活動を紹介していくページです。
それぞれの方の地域での取り組みや、書活動について
順次アップしていきたいと思います。


 第1回は神奈川県横浜市都筑区在住の大鋸基子さんです。ここ数年は調和体を中心に出品されており、流麗な筆致で構成力のある作品を発表されています。読売書法会幹事という役職にもついており、指導者としても都筑区を中心に様々な活動を展開されています。
「左利きなので、鉛筆の字がうまくなりたい」という願いの硬筆練習。硬筆作品の前で写真をとりました。

親・子・孫、三代に渡ってわが教室に通ってもらっています。この写真は孫兄弟です。書作展会場でかわいい花束をいただいてパチリ!!
横浜市都筑区民ホール 書作展会場にて

年に1回、自分が書きたい言葉や文字を作品にしての書作展、そして書を通じての友達の輪が広がっていくみんなの笑顔です。
横浜市都筑区民ホール会場風景

教育部(小中学生)

毎月、「玄筆」競書誌の課題半紙の練習をしておりますが、年に1回、条幅作品にとりくみます。一番良くできた作品は、成田山全国競書大会に出品し、二番目にできた作品は、その年の記念として軸装し、地元横浜市都筑区民ホールで展示して、父兄の皆様に見ていただいております。書きたい文字や言葉は、自分で考えたり、友達とワイワイ、ガヤガヤ、お手本をめくったりして選びます。展示会が終わると家に飾って家族で鑑賞、毎年増えていく作品を楽しみにしているそうです。
横浜市都筑区民ホール会場風景

後方に見えるのは、布で作った軸装
前方はすだれを使って、裏打ちした作品を自由に散らしてみました。
布の柔らかさや、竹の清々しさをバックに作品が映えます。
(表装代節約の妙案から生まれました)
有料老人ホーム「ゆうらいふ横浜」
書道クラブの方々

ご自分の作品の前で!!

展示会場を三つに分けてあります
(教育部・一般部・老人の方々)
後方には教育部・子ども達の作品が見えます。
有料老人ホーム「ゆうらいふ横浜」
書道クラブの方々

左側の方は絵も素晴らしいのですよ!!
フェルメールの模写などをしていらっしゃいます。
有料老人ホーム「ゆうらいふ横浜」
書道クラブの方々

書くことが大好き!!車椅子になっても練習の意欲は益々盛んな方です。
有料老人ホーム「ゆうらいふ横浜」
書道クラブの方々
親子合作作品

菜の花や……の書は70代のお子様
菜の花の絵は90代のお母様

お二人はそれぞれ書と絵の趣味で、日々練習に励んでいらっしゃるようです。
小学2年生の時にお習字を始めた幸美ちゃん。中学、高校、大学、そして社会人となり結婚……赤ちゃんが生まれました。名前は結衣ちゃんと名づけられました。じんわりほのぼのと育って欲しいという願いを込めて書き上げた作品です。ご主人の名前と赤ちゃんの手形を添え、真っ赤なガラスの額で仕上げました。
初孫さんが生まれた記念に作った作品です。
赤ちゃんの名前は「香凛」。手形を添え、子守歌を散らしてみました。作者はまだ若い50代の女性、新おばあ様です。
横浜市都筑区北山田小学校コミュニティハウス書道くらぶ練習風景

月2回、普段は「玄筆」競書誌の課題の半紙練習。年に1回、自分の好きな作品に取り組みます。この写真は八ツ切り横の調和体の添削風景です。